女性が中心となって商品開発を行い、日本全国でつくった茶器を販売しているティーウェアブランド NISHIKAWA JAPANのロゴ・デザイン。
茶の時間が花咲くように、茶花をモティーフとしてデザインしました。茶はツバキ科の樹木で、葉などは鋸歯を伴い、花は白く、ツバキの花より細めで小ぶりで、におい(蕊)は黄色く大きいという特徴があります。それらの様子を意匠化し、商品にも無理なく自然に付けられるよう丸くして、お茶の時間に添えるようにしました。
また、ブランドを展開している西川貞三郎商店は1京都で創業100年を超える老舗であり、日本の伝統文化も大切にしたいということから、現代的な雰囲気をつくったロゴにも家紋のルールを適応しました。つまり、家紋によく埋め込まれている七・五・三の数字です。具体的には花のにおいは7本、花びらは7枚、葉を5枚、枝にあたる外枠を3つとしています。