祈りの場をつくる小さな祭壇。内部に仏具や位牌を収納でき、風呂敷に包めば戸棚に入る寸法で納めている。
寺院や伝統的な仏壇などに見られる仏像を乗せる須弥壇を地上から神聖な場を作るための造作と解釈し、須弥壇のように浮いた場所に位牌や仏具を置く形にしている。内部には彦根仏壇の伝統的な装飾を施し、格式を高めている。
デザインは睡蓮鉢をモティーフとして、側面の鉢の部分は乾漆仕上げとして、水面に見立てた天板の漆と対比させている。その上には水面に咲いた蓮の花として専用の三具足「すずか」を置くことを想定している。
伊藤仏壇は仏壇のお洗濯などを得意とし、先祖代々受継がれていた祈りの時間を大切にする気持ちに応え続けている。赴任先や仮住まい、入院先でも、少しでも格式のある祈りの時間を提供したいという伊藤仏壇の思いに応えることを意図している。
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